SACD

交響曲第4番 インバル&東京都交響楽団、森麻季(2012)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OVCL00514
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

マーラー:交響曲第4番(2012)
インバル&東京都交響楽団、森麻季


インバルと東京都交響楽団による「新マーラー・ツィクルス」の第4弾は交響曲第4番。森麻季をソプラノに迎えた2012年11月のライヴ録音となります。
 森麻季は、2002年にベルティーニ指揮東京都交響楽団との組み合わせでもこの作品を録音していたほか、実演では、チョン・ミョンフン指揮東京フィル、鈴木雅明(!)指揮東京シティ・フィルとも共演してスペシャリストぶりを発揮していました。
 インバルの交響曲第4番は、フランクフルト放送響との1985年録音東京都交響楽団との2009年録音があったのでこれが3種目となります。
 インバルと4番は相性が良く、前2回の録音も高い評価を得ていました。今回の音源は、2012年9月よりスタートしたインバルと東京都交響楽団による演奏会シリーズ「新マーラー・ツィクルス」での演奏をライヴ録音したもので、前回のサントリー・ホールでの録音から3年しか経っていませんが、歌手とホールが違うため、演奏・録音がどのように異なっているか興味深いところでもあります。(HMV)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第4番ト長調

 森 麻季(ソプラノ)
 東京都交響楽団
 エリアフ・インバル(指揮)

 録音時期:2012年11月3日、4日
 録音場所:東京芸術劇場、横浜みなとみらいホール
 録音方式:ステレオ(DSD)
 SACD Hybrid
 2ch HQ (CD STEREO/ SACD STEREO)

内容詳細

インバル&東京都交響楽団が現在進めている新たなマーラー・ツィクルスから2012年11月公演の第4番をリリース。演奏の完成度の高さはライヴ録音とは思えない。インバルの細部へのこだわり(たとえば、弦のポルタメントなど)がクリアにとらえられている。マエストロのうなり声も聴こえる。(治)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

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A phenomenal new Mahler Fourth from Toky...

投稿日:2016/01/19 (火)

A phenomenal new Mahler Fourth from Tokyo, not surprisingly. What a revelatory performance! Eliahu Inbal and his Tokyo Metropolitan Symphony deliver Mahler’s most relaxed and supposedly ’happy’ symphony like no other team. Inbal is in a swift mood, faster than he was in his earlier outing with FRSO (Denon), but nothing is glossed over. In fact, he uses the fast speeds to reveal many subtle details even more tellingly than before; the strings are constantly encouraged to execute portamento literally without hesitations, with all the big hearts and delicious touches. He also applies flexible tempi throughout letting the instruments find room to be expressive, colorful, and idiomatic. In this regard, I was reminded of Mengelberg, Bernstein, and Tennstedt. In the Finale, the soprano Maki Mori displays a deep understanding and sympathy with her part although her vibrato in the mid range might be distracting to some. The final notes, appropriately slowed down from the main tempo, fade away as touchingly as I can imagine they could. The well disciplined Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra is in its best form radiating its characteristically glowing and galvanized tone. Heard blindly, you would guess it’s Vienna Philharmonic or Bavarian Radio Orchestra that you are listening to. The Exton sonics, as usual, are gorgeously detailed. I rather suspect I will return to Inbal’s recording most often when I feel for dreaming angels and heavens. Without a doubt, this is one of the finest modern recordings of Mahler Fourth.

John さん | UNITED STATES | 不明

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このコンビの新たなマーラーツィクルスの中...

投稿日:2014/12/07 (日)

このコンビの新たなマーラーツィクルスの中でも白眉。インバルの確信に満ちた解釈は言うに及ばず、都響の演奏はどのパートに音楽が移ってもIntegrityが保たれ、RCOやLSOを彷彿とさせる。森さんの歌唱も丁寧、見事。ブームと言われた80年代からマーラーを聴き続けているが、日本のオーケストラやソリストがライブでこれほどのパフォーマンスを実現できるようになったことに感慨を禁じ得ない。「マーラーの4番でお勧めのディスクを教えて!」と今後問われたら、真っ先にこの演奏を推薦する。

Reimagining India さん | INDIA | 不明

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フランクフルト放送響との1985年録音はマー...

投稿日:2013/10/07 (月)

フランクフルト放送響との1985年録音はマーラー演奏史上のマイルストーンと言うべき画期的な録音。弦楽器のグリッサンドを楽譜通り克明に実施した他、音符ごとの細かい強弱、テンポの急変など可能な限り細密にスコアを再現したものだった。その結果、流麗なひとつながりのカンタービレとして聴こえていた従来の旋律線は楽器ブロックごとに断片化し、ギクシャクしたパッチワークのようになった。一方、都響との2009年録音は力を抜いた草書体の解釈で、もっと普通に旋律の流れを復権させようとしたもの。聴きやすくなったとも言えるが、私には前回のような透徹したアプローチの後退が残念だった。さてそこで、今回の三度目の録音。2009年録音の良さは残しつつも、基本線は1985年録音に立ち返り、両方の「いいとこ取り」を高いレベルで実現した。音符ひとつひとつにつけられたクレッシェンド、デクレッシェンドまで精密に再現され(だから物理的時間は短いのに、テンポは十分に遅く感じられる)、楽器ブロックごとの断片の集積として全体は出来上がっているのに、ちょうど点描画も一定の距離を置いてみればちゃんと風景に見えるように、全体としては大変美しい高雅な「歌」が聴こえる。この至難な解釈を実際の音として実現した都響の技術力には、大拍手。2009年録音の半田美和子のようにナイーヴな歌ではなく、細かく表情をつけて歌っている森麻季も非常に良く解釈に適合している。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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